私たち東洋クオリティワン(以下TQ-1)は、1935年(昭和10年)に設立されました。
現在は、ポリウレタンフォーム(以下PUF)を中心とした各種フォームを提供している、日本唯一のフォームメーカーです。
長い歴史の中で、日本初、世界初の研究開発も数多く手がけながら、技術・ノウハウを蓄積。大手自動車メーカーをはじめとする、
国内外のさまざまな業種のお客様からのご要望にお応えしながら、新素材・新商品を開発し、
「フォーム総合メーカー」として厚い信頼関係を築いてきました。
現在、私たちがカバーする分野は、自動車・飛行機などの交通分野をはじめ、
建築・土木、電気・電子、農業などの産業資材、インテリア、スポーツ用品、健康器具などの生活用品に至る多種多様な幅広い領域に及びます。
また、日本全国、そして中国、アジアに開発拠点、生産工場を展開し、お客様のニーズに合わせた迅速かつ効率的な開発・製造・輸送・販売が可能な体制を構築しています。
今後も、新技術の開発はもちろん、環境への取り組み、海外事業の拡充などを通じて、
PUFの持つ無限の可能性を追求し、お客様のビジネスと人々の暮らしに貢献していきます。
それが、日本唯一のPUF専業メーカーである、私たちTQ-1の使命です。
新しい素材を開発して、PUFの可能性を広げていくことは、専業メーカーであるTQ-1の永遠のテーマです。
TQ-1では、基礎研究から製品開発に至る一貫した開発体制があり、製造現場と直結した実用性の高いR&D活動と迅速な市場投入を可能にしています。
川越工場にある研究所は研究棟・実験棟を完備。全国の営業拠点から寄せられる開発依頼をもとに、お客様のニーズに合った新素材の開発が今日も進められています。
最近開発されたものでは、通常のPUFに吸水性や保水性を持たせたPUFや、通常の軟質PUFと同レベルの重さ、薄さでありながら止水機能・エアシール性能を高め24時間まったく漏水しないPUF、衝撃吸収力に優れ、反発弾性がゼロに近いPUFなどがあります。
2023年 | mou-bio(ムービオ) バイオマスフォームとしては高い水準の「バイオマス度60%以上」を達成。触感もしっかりしているが柔らかく、今までにないバイオマスフォームとなっています。 |
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2016年 | クアリフ 業界最軽量の止水性フォーム材で、高い止水性と軽量化を両立させた軟質ポリウレタンフォームです。難燃性も有しており、自動車用部品のシール材としても使用することができます。 |
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2014年 | コンフォクライメイトフォーム 高い吸放湿性を備えた軟質ポリウレタンフォームです。マットレス等の寝具でムレ対策に効果があり、快適な睡眠に大きく貢献できます。幅広い硬さのラインアップがあります。 |
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2014年 | アブエース 衝撃吸収性と防音性能を併せ持った硬質ポリウレタンフォームです。吸音タイプと遮音タイプがあり、用途に応じた使い方ができます。自動車の安全性向上と、静粛性向上に貢献できる素材です。 |
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2014年 | アブジュール 高い耐熱性と優れた防音特性を両立させた材料です。特に自動車のエンジンルーム内の防音材として優れた効果を発揮します。 |
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2009年 | ルシーラDT 高温環境下の過酷な条件でも熱硬化し難く、初期の柔軟性を保持する独自の新発泡技術を確立しました。水密、気密性に富むルシーラシリーズの特性を併せ持ちながら、優れた耐熱特性を示します。 |
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2003年 | エアピタ(超低通気シーリングフォーム)開発 業界で初めて開発に成功した、通気性を最小限度に抑える新発泡技術によって提供が可能になった、通気性のバラツキがほとんど無い軟質PUFです。 | |
2000年 | グリーンシール(機能性シーリングフォーム)開発 水密、気密性に富むポリエーテル系PUFで、ポリエステルフォームと異なり加水分解が起きにくいため、幅広い用途にご利用いただけます。 | |
1999年 | PAO-F・PAO-A開発 環境にやさしいフラワーアレンジメントの剣山や、農業用PUFとして、葉菜類の水耕栽培用培土に使用されております。 | |
1999年 | ノアフォーム(オールMDIフォーム) クッション材として脚光を浴びているMDIスラブが、当社のフォーム技術によりノアフォームとしてPUFの新しい1ページを開きました。 | |
1996年 | グリーンライトBシリーズ開発 身体にフィットしてサポートする衝撃吸収力の非常に高い、一種の形状記憶PUF。 スポーツ用品や介護用品に適しています。 |
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1995年 | 防音床材用緩衝材開発 防音性能のトップレベル「L-40」をクリアした特殊なPUFで、マンションをはじめとする集合住宅で広く活用されています。 | |
1991年 | ルシーラ(合成ゴム粘弾性発泡体)開発 特に、水密、機密性に富むフォームで、合成ゴム素材の特色を最大限に引き出し、粘弾性を加味して低圧縮から高圧縮下において、その特性を十分に発揮できる画期的な製品です。 | |
1990年 | Gフォーム・RWフォーム開発 いずれもPUFの難燃グレードを大幅に向上させたPUFです。Gフォームは航空機、RWフォームは鉄道車両に主に使用されています。 | |
1988年 | ハイシールP(合成ゴム粘弾性発泡体)開発 耐薬品性、耐油性に優れる合成ゴム素材の特色を最大限に引き出し、粘弾性を加味してあらゆる隙間を埋めるシール素材として広くご利用いただいております。 | |
1987年 | PUFノンフロン発泡化技術 世界に先駆けて、オゾン層破壊の原因のひとつであるフロンガスをまったく使用せずにPUFの発泡を可能にした技術です。 | |
1969年 | 難燃PUF(グリーンライトシリーズ)開発 日本で始めてPUFを難燃化した画期的な製品です。車両やマットレスなどの火災事故の大幅な軽減を実現しました。 |