株式会社東洋クオリティワン

  1. TOP
  2. 採用TOP
  3. 先輩たちの声
  4. 森 重政

森 重政

Shigemasa Mori

若手には失敗を恐れず、チャレンジ精神で臨んでほしい

熊木文秀さんのインタビューの様子

2009年に新卒で入社し、生産技術課に配属となりました。技術部には製品開発課もありますが、製品開発が新しい物を開発するチームで、生産技術は「それをいかに世に送り出すか、製造現場がいかに作りやすくするか」を調整していくのが仕事になります。生産技術というより、製造技術と言ったほうがイメージしやすいかもしれません。

新入社員の頃から物おじせず、現場に積極的に入っていくようにしていました。怖いもの知らずだったので、自分の意見もどんどん会社に伝えていたのです。私が担当していた製造ラインの利益があまり出ていない時に、それを改善するために不良の削減や人員整理なども新入社員ながら任せてもらえました。「まずはやってみて、うまく行かなければやり直せばいい」という環境で自由にやらせてもらえました。

現場の人たちには、「まずは1週間、文句を言わずにやってみてほしい」と新しいやり方を提案しました。変化を望まない人が多いものですが、皆さん我慢してやってくれました。すると、「意外にやりやすくなった」と感じてもらえることもあったようです。さらに、現場の声を聴きながら改善を繰り返すうちに、結果も出るように。現場の人たちも成果を数字で表示するようにしていたのですが、努力してくれた成果が数で表れたことで信頼をしてもらえるようにもなりました。

熊木文秀さんのインタビューの様子

そうした実績が評価されたのか、入社4年目にインドネシアのジャワ島にある第3の都市バンドンへの赴任の辞令を受けました。最初は驚きましたね。人生初の海外でしたし、最初は現地の生活や文化、言葉に慣れるのに苦労もしました。現地の日本人は、私と工場長の二人だけ。通訳もほぼいない環境で、身振り手振りを交えながらなんとかコミュニケーションを図っていました。技術、品質、管理、購買、設備、営業などあらゆる分野の仕事を経験できました。

赴任早々は失敗もしました。海外で成果を出さなければならないと焦ってしまい、日本のやり方を無理やり押し付けるようなやり方をしてしまうことも。当然それではうまく行くはずがありません。例えば、日本では原材料費より人件費が高いのですが、インドネシアでは逆です。日本ならいかに効率的に早く作るかが求められるのですが、現地ではいかに原材料のロスを少なくして良い物を作るかが大事なのです。インドネシアに合ったやり方に変えてからは状況が改善していきました。その結果、お客様にも「君がいれば大丈夫だね」という言葉をもらえ、やってよかったなと思いました。

熊木文秀さんのインタビューの様子

赴任前と一番変わったのは、いろいろな立場から物を見られるようになったこと。入社して3年間は自分のことだけで精いっぱいでしたが、今では生産技術だけでなく、製品開発、品質管理、そしてお客様の見地も持てるようになりました。東洋クオリティワンでは、海外出張も含め若手のうちから海外に行けるチャンスが多いのも良い点だと思っています。私もまた海外に赴任してみたいですね。

本人のやる気さえあれば、いろいろなことに挑戦させてもらえる度量のある会社です。「若いうちはできなくて当たり前」という前提でやらせてもらえるので、プレッシャーなく伸び伸びとチャレンジできます。私も部下を持つ立場になりましたが、若手には報告だけはしなさいと伝えています。上司に報告さえしていれば、失敗したとしても最終的には上司の責任になり、失敗を恐れず取り組めますから。

何より大切なのは、チャレンジする精神。一生懸命やってミスをしたなら仕方がありません。若手には挑戦を繰り返しながら、ひと回りもふた回りも成長していってほしいと思っています。

先輩たちの声ページへ戻る

まずはエントリー!

エントリーフォームから必要情報を入力していただいて送信。
フランクな面談でお互いのビジョンを共有しましょう!